トマトの活動基本方針
【考え方】
我が国の高齢化は、平均寿命の伸長と少子化により増加の一途をたどっています。特に後期高齢者の増加が見込まれております。
家族形態を見ますと子どもと同居している高齢者の割合は減少傾向にあり、逆に夫婦のみ、一人暮らし高齢者はますます増加傾向にあります。
高齢者対策も以前のように身体ケアだけではなく、認知症等への対応も重要視されております。特に認知症高齢者は、その進行によっては判断能力を欠くようになり財産管理等にも大きな支障をきたしております。
私たちは、このような状況に鑑み、精神上の障害により判断能力が不十分なため契約等の法律行為における意思決定が困難な成年者(高齢者、知的障害者、精神障害者等)
に対して、福祉の視点に立ち、成年後見制度の利用促進を図るとともに、高齢者や障害者の目線で本人になり代わって支援を行うことにより、成年者の社会福祉の増進に寄与したいと考えております。
NPO法人成年後見トマトは、平成22年4月19日に千葉県の認証を得て誕生したグループです。私たちは、利用者さんの支援にあたって、本人の意思を尊重し、かつ本人の心身の状態や生活状況に配慮しながら、本人に代わって、財産を管理したり必要な契約を結んだりすることになります。
|